名誉ネコ駅長として人気だった、会津鉄道芦ノ牧温泉駅の「ばす」が４月２２日、亡くなりました。推定年齢１８歳で、人間の年齢に換算すると１００歳を超え、老衰とみられるそうです。
午後１０時５０分ごろ、会津田島行きの最終列車を見送った後、眠るように息を引き取ったとか。１９９９年から駅にすみ着くようになり、関連グッズも発売され、全国からファンが訪れる人気者でした。
私も２年ほど前、会いに行きました。その時も「最近は寝ていることが多いんですよ」と駅スタッフが話していましたが、ちょうど起きてポーズを取ってくれたのが上の写真です（撮影の許可をいただきました）。風格ありますよね。
実はすでに２代目の「らぶ」がもらわれて来ていました。まだ小さくて、机から落ちそうになりながら遊んでいてかわいかった。らぶは２０１５年１２月から２代目名誉駅長を務めています。
さて、駅近くにはもうひとつの名物があります。創業80年の「牛乳屋食堂」。もともと牛乳屋さんでしたが、中国人に本場の支那そばの作り方を教わり、ラーメン屋になったのだそう。平日でも行列ができる人気で、おかあさんたちが忙しそうに働いていました。なつかしいしょうゆ味ラーメンと会津名物のソースカツ丼、牛乳付きのセットがおすすめ。
牛乳屋食堂 http://www.gyunyuya.jp/