台湾の猫村に行ってみた

年末年始、台北に行きました。30日~2日の3泊4日。

食べたり、飲んだりが目的(笑)でしたが、ふと思い立って、猫村の「猴硐(ホウトン)」に行ってみました。猫ちゃんがたくさんいると聞き、わくわく。

台北駅から宜蘭行や蘇澳行の普通列車で約1時間で、猴硐駅へ。料金は56元。

猫がたくさん暮らしているのは、改札を出て右の、山の方。駅舎から続く「猫橋」を渡って行きます。

橋を進むと、棚にちょこんと猫ちゃん! じっと座っていて、もしかして置物?と思うぐらい、まったく動じません。観光客が2ショットで写真を撮っても、微動だにしない。すごいな。

山の斜面に民家やお店(カフェや土産物屋)が建ち並び、猫がのんびり。店先にも、石垣の上にも、椅子にも。自由だし、ご飯ももらえそうだし、かなり満足げに暮らしているよう。幸せな猫ちゃんたちを見ていると、なごみます。

途中、屋台の傍らで、ニャーニャー鳴き声が聞こえるのに、姿が見えない? 不思議に思ったら、飼い主の女性が、ここにいると、物置の中を指さすのでした。悪さをしたのか? お仕置きで反省中らしい。これもプレイというか、見世物なのでしょうか?

村のあちこちに「猫村生活公約」という看板があり、「勝手に住居スペースに入らないでね」「ごみは持ち帰ってね」と、観光客に呼びかけていました。村の人やボランティアがワクチン接種や、避妊の手当に当たっているそうです。

日本統治時代に炭鉱の町として栄えた猫村。駅の反対側には、当時の選炭工場の跡が資料館とともに残っています。

帰りは座席指定の急行に乗りました。67元と普通車とそう変わらず。早く着くし、空いていれば急行が快適です。

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