スペインの楽しみはバル巡り。マドリードの人気店を回ってみました。中心部のプエルタ・デル・ソル(広場)からスタートします。
大通りを渡って路地へ、まずはムール貝の専門店「La Ria(ラ・リア)」へ。店頭にテーブルが出ています。
店の名前が入った陶器のおちょこで、ガリシア地方の白ワイン。蒸したムール貝は味付けが選べ、ピリ辛のちょっと酸っぱい特製ソースを。つるっと、いくらでも食べられそうです。日本語メニューがあります。
続いて、エビの専門店「ラ・カサ・デル・アブエロ(La Casa del Abuelo)」へ。
熱々のエビのアヒージョはニンニクのきいたオリーブオイルたっぷり。付いてくるバケットですくっていただきます。道の向かいに着席の同じ店がありますが、こちらの立ち飲みのほうが雰囲気あります。
観光名所となっている「サン・ミゲル市場(Mercado de San Miguel )」にも立ち寄りました。プエルタ・デル・ソル広場から歩いて7分ぐらい。ガラス張りの建物に約30店が集まったフードコートです。
生ハムやパエリアはもちろん、カニなどのシーフードやサラダ、すし(のようなもの)、ブドウなどの果物、スイーツも。赤白ワイン、カバもグラス売りしていて、酒飲みにはうれしいですね。
基本的に立ち飲み、立ち食いで、フロア中央にテーブルがいくつか。値段は少々高めですが、いろいろ食べられるので、昼時や夕方はけっこうな熱気です。スリに注意かもです。
続いて、マッシュルームの有名店「メソン・デル・チャンピニョン(Meson del Champiñon)」へ。写真入りメニューがあり、指さし注文できました。
熱々のマッシュルームの鉄板焼きをスペインビールと。上に載っている赤いのはチョリソー。オイルに酸味があり、ぺろっといける。いいつまみです。なるほど、近くにあったら何度でも行くであろう店ですね。
最後に、ソル広場近くに戻って、現地の日本人ガイドさんから教えてもらったバル「ラ・プルペリア・ビクトリア(La Pulpería de Victoria)」。タコの看板が目印の、カジュアルな店です。
タコのオリーブオイル煮(けっこう柔らかい)、イカフライ(まるで日本の天ぷら)などをカバのボトルと。1皿の分量が多く、おなかいっぱい。お店のスタッフも親切で、感じがよかった。
手前のシシトウのような野菜はピミエント・デ・パドロンというスペイン野菜。辛くなく、揚げるとしなっとしてとてもおいしい。あら塩たっぷりで、いいつまみです。ああ、また食べたいなあ。